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肺癌に対する定位放射線治療(SRT)を受けられた方へ

研究のご説明

CyberKnifeを使用した放射線治療は肺癌に対して非常に有効な治療法の一つですが、照射方法には現在3種類の方法があります。腫瘍の位置によっては金属を体内に留置してそれをマーカーとして使用します。ただこの方法は金属を体内に留置する際に、太い針を使用するため少なからず侵襲的な方法となります。そこで当院では金属を留置せずに他の方法で治療できないかと考え、今までの肺がんのCyberKnife治療を行った患者さんのCT画像を用いて後ろ向き研究(今までの治療のデータを解析する研究)を実施します。

【研究の概要】
研究題名 : ロボットアーム式小型リニアックを用いた気管・気管支の追尾による中枢型肺腫瘍・縦隔腫瘍に対する放射線治療法の評価
研究期間 : 倫理委員会承認後から2024年3月31日
実施責任者: 春日居総合リハビリテーション病院 放射線科 鈴木俊博

【対象となる方】
2021年4月1日から2022年3月31日の間にまでに春日居総合リハビリテーション病院で肺がんに対する定位放射線治療を受けた方。

【研究の意義】
肺がんや縦隔腫瘍のCyberKnife治療に対して、低侵襲な治療法を開発することで、患者様の選択肢を増やすことができると考えています。

【研究の目的】
新しい方法の精度を従来の方法と比較して解析します。

【研究の方法】
過去の治療計画CTを用いて、模擬気管支を作成することと、気管支の移動量を算出します。それらを用いて本手法の精度を解析していきます。
および発生本研究は、当院の倫理委員会の承認を得ております。

【費用について】
新たにご負担いただくことはありません。

【予測される結果(利益・不利益)について】
該当する方の現在・未来の治療結果には全く影響を与えませんし、不利益を受けることもありません。また、この研究への参加をお断りになった場合にも、不利益をこうむることはありません。

【個人情報の保護について】
解析にあたっては、個人情報は匿名化し、その保護には十分配慮します。学会や論文などによる結果発表に際しては、個人の特定が可能な情報はすべて削除されます。

【データの二次利用について】
本試験で得られたデータについては、倫理委員会の審査を経て承認された場合に限り、個人識別情報とリンクしない形で二次利用することがあります。

【研究協力の任意性と撤回の自由について】
この研究に関して不明な点がある場合、あるいはデータの利用に同意されない場合には、以下にご連絡下さい。

【問い合わせ等の連絡先】
春日居総合リハビリテーション病院・放射線科 鈴木 俊博
〒406-0014
山梨県笛吹市春日居町国府436
TEL:0553-26-6661